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拘りに拘れ

  • 澤拓磨 TS&Co.代表取締役 兼 最高経営責任者(CEO)
  • 7月20日
  • 読了時間: 3分



概要

  • 企業においては、良くも悪くも、拘りが自社らしさ・競争優位性の源泉となり、未来の結果を左右する。従ってCEOは、意識しているか、無意識かに関わらず、自社の拘りを無視することはできない

  • 鍵となる3つの拘りは、①「強みと生き方・生き様」への拘り、②「結果」への拘り、③「今・細部」への拘り。3つの拘りに徹底的に拘ることは、短・中・長・超長期の結果最大化に大きく寄与するだろう




拘りが自社らしさ・競争優位性の源泉


著者が過去に関与させて頂いた企業・CEOには必ず固有の拘りが存在した。

拘りは、実生活においては、時に匠の技量を称賛する言葉として、時に悪しき習慣として語られるが、企業においてはどのような位置づけとなるだろうか。


企業においては、良くも悪くも、拘りが自社らしさ・競争優位性の源泉となり、未来の結果を左右する。

従ってCEOは、意識しているか、無意識かに関わらず、自社の拘りを無視することはできない。


企業・CEOにより異なるであろう拘りだが、著者は、普遍的に重要で鍵と考えられる拘りが3つ存在すると考えている。




鍵となる3つの拘り


自社らしさ・競争優位性の源泉となる拘りには、鍵となる以下3つの拘りが存在すると著者は考えている。

3つの拘りに徹底的に拘ることは、短・中・長・超長期の結果最大化に大きく寄与するだろう。


1.「強みと生き方・生き様」への拘り

自社の強み(他に勝るパフォーマンスを生む要素)は何か。そして、強みを活かした最適な生き方・生き様は何か。

この2つの問いに徹底的に拘ることが、とりわけ中・長・超長期的に自社らしさ・競争優位性の創出に大きな影響を及ぼし、中・長・超長期の結果最大化にも大きく寄与する。


2.「結果」への拘り

拘りをはじめ、経営は非常に様々な行動・概念・要素で構成されているが、結局のところ、結果が全てである。すなわち、全ては結果に反映されているのだ。

この真理に徹底的に拘ることが、経営に正しい規律をもたらす。


3.「今・細部」への拘り

中・長・超長期的視点で大きな方向性に確信を持っていたとしても、未来・結果は今により創られ、細部への拘りがより良い未来・結果を創る。

従って、今・細部に徹底的に拘ることが、結果最大化には必要不可欠となる。


企業・CEOにより異なるであろう拘りのポイントが、各社らしさ・競争優位性の源泉となり、未来の結果を左右する。


もし読者が、さらなる飛躍に向け自社の拘りのポイントに関心をお持ちの場合は、本論考を参考に再考されてみては如何だろうか。



著者

澤 拓磨(さわ たくま)

TS&Co.グループホールディングス株式会社 代表取締役 CEO創業者

経営変革プロフェッショナル


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