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強みの感度

  • 澤拓磨 TS&Co.代表取締役 兼 最高経営責任者(CEO)
  • 7月3日
  • 読了時間: 3分

更新日:3 日前




概要

  • 未来のパフォーマンスを最大化するには、強み(他に勝るパフォーマンスを生む要素)を活かすことが定石。強みを活かせば、競争に勝ちやすく、実行に際して高いモチベーションを維持でき、結果的に理想が実現され実績や実力が蓄積されるといった好循環を見込めるため

  • CEOには、変化する世界の中で何が自社の強みなのかを見極め・決断する感度が求められる。これは、CEO以外には担えない、CEO固有の役割

  • 強みの感度を高めるコツは、①最低2年間は1つの強みをぶらさず検証する、②複数の異なるセグメント・コミュニティからのフィードバックを受け検証し続ける、③10年以上にわたり1つの強みをぶらさず検証し確立・持続させるの順番で強みを育成・検証し続けること

  • 強みに限らず、人間がある対象に対して感度を高めるためには、当該対象に集中し意識を傾け続けることが必要不可欠。そのため、強みの感度を高めるためには、強みを育成・検証し続けるという姿勢で、強みと向き合い続けることがコツ

  • しかしながら、結局のところ、結果を出し続けることが強みを確立・持続させる最良の方法。結果を出し続けることが出来ているのであれば、その強みは本物の強みと言える。実績こそが実在である




強みの感度が未来のパフォーマンスを最大化する


未来のパフォーマンスを最大化するには、強み(他に勝るパフォーマンスを生む要素)を活かすことが定石だ。

なぜなら、強みを活かせば、競争に勝ちやすく、実行に際して高いモチベーションを維持でき、結果的に理想が実現され実績や実力が蓄積されるといった好循環を見込めるためである。


しかしながら、強みとは相対的・動的・局所的で、確立され持続的なブランドを持つ主体を除き、掴みどころのない側面を持つ。こうした性質を持つ強みだが、未来のパフォーマンスを最大化するために活かさぬ手はない。

強みは、CEOのリーダーシップを形作る。そして、CEOのリーダーシップは企業の未来を創る。従ってCEOには、変化する世界の中で何が自社の強みなのかを見極め・決断する感度が求められる。これは、CEO以外には担えない、CEO固有の役割だ。


では、CEOは強みの感度をどのように高めればよいだろうか。

強みの感度を高めるコツについて、著者の考えを紹介したい。




強みの感度を高めるコツ


結論から述べると、強みの感度を高めるコツは、以下の順番で強みを育成・検証し続けることだと考えている。


  1. 最低2年間は1つの強みをぶらさず検証する

  2. 複数の異なるセグメント・コミュニティからのフィードバックを受け検証し続ける

  3. 10年以上にわたり1つの強みをぶらさず検証し確立・持続させる


強みに限らず、人間がある対象に対して感度を高めるためには、当該対象に集中し意識を傾け続けることが必要不可欠である。

そのため、強みの感度を高めるためには、強みを育成・検証し続けるという姿勢で、強みと向き合い続けることがコツだと考える。




結果を出し続けることで強みを確立・持続させる


強みの感度を高めるコツについて紹介したが、結局のところ、結果を出し続けることが強みを確立・持続させる最良の方法だ。

結果を出し続けることが出来ているのであれば、その強みは本物の強みと言えるだろう。実績こそが実在である。


もし読者が強みに関心をお持ちであるのであれば、強みを活かし未来のパフォーマンスを最大化するため、強みの感度を本論考の観点から再考されてみては如何だろうか。



著者

澤 拓磨(さわ たくま)

TS&Co.グループホールディングス株式会社 代表取締役 CEO創業者

経営変革プロフェッショナル


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