リーダーシップの本質をどこにおくか?
- 澤拓磨 TS&Co.代表取締役 兼 最高経営責任者(CEO)
- 7月12日
- 読了時間: 3分
更新日:7月14日
概要
世界中でSNSが普及して以降、多くの月日が経過し、SNSの普及は社会に様々な影響を与えた。その中の一つが、無責任リーダーシップの蔓延。無責任リーダーシップとは、「実績ではなく物事の開始や過程のみを根拠にリードするリーダーシップ」のこと
無責任リーダーシップは、今の時代を反映したリーダーシップの最適解と言えるのかも知れない。しかしながら、無責任リーダーシップは結果への意志が欠如しており、仮に短期的には結果を出せても中・長・超長期的に結果を出し続けるためのリーダーシップとしては心許ない
リーダーシップの本質は不変であり、結果で証明し続けることが本質。従って、リーダーシップの本質は、結果で証明し続けることに帰結するはず
当然、結果で証明し続けること以外にも、物事の開始や過程も重要であることに疑いの余地はないが、リーダーシップの本質は何かと問われれば、結果で証明し続けること以外にはない。なぜなら、結果が伴わなければ、フォロワーもリーダー自身もリーダーシップを信用し続けることが難しいため。結局のところ、結果が全て
現在・未来の経営環境下では、CEOをはじめとするリーダーが、リーダーシップの本質をどこにおくかが企業の明暗を分けるだろう
SNSの普及と共に蔓延した無責任リーダーシップ
世界中でSNSが普及して以降、多くの月日が経過し、SNSの普及は社会に様々な影響を与えた。
その中の一つに、無責任リーダーシップの蔓延がある。
無責任リーダーシップとは、「実績ではなく物事の開始や過程のみを根拠にリードするリーダーシップ」のことである。
無責任リーダーシップは、リーダーとフォロワー双方が原因となり蔓延した。
なぜなら、いくらリーダーが物事の開始や過程を根拠にリードしようとしても、フォロワーがそれを良しとせず行動変容を起こさなければ、リーダーシップが成立しないためだ。
その意味で、無責任リーダーシップは、今の時代を反映したリーダーシップの最適解と言えるのかも知れない。
しかしながら、無責任リーダーシップは結果への意志が欠如しており、仮に短期的には結果を出せても中・長・超長期的に結果を出し続けるためのリーダーシップとしては心許ない。
では、短期だけでなく、中・長・超長期的にも結果を出し続けるための最適なリーダーシップとはどのようなリーダーシップだろうか。
その本質について著者の考えを紹介しよう。
リーダーシップの本質は結果で証明し続けることに帰結
時代の潮流はさておき、リーダーシップの本質は不変であり、結果で証明し続けることが本質だと著者は考えている。
従って、リーダーシップの本質は、結果で証明し続けることに帰結するはずだ。
当然、結果で証明し続けること以外にも、物事の開始や過程も重要であることに疑いの余地はない。
しかしながら、リーダーシップの本質は何かと問われれば、結果で証明し続けること以外にはない。
なぜなら、如何に素晴らしいことを宣言し伝達したとしても、結果が伴わなければ、フォロワーもリーダー自身もリーダーシップを信用し続けることが難しいためだ。
結局のところ、結果が全てなのである。
現在・未来の経営環境下では、CEOをはじめとするリーダーが、リーダーシップの本質をどこにおくかが企業の明暗を分けるだろう。
もし読者が、自らのリーダーシップを強化されたい場合、リーダーシップの本質を再考されてみては如何だろうか。
著者
澤 拓磨(さわ たくま)
TS&Co.グループホールディングス株式会社 代表取締役 CEO創業者
経営変革プロフェッショナル
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